845 2004/05/11(Tue) 19:32:44 sakura  開花1

この冬初めての雪をあの人と一緒に見ながら手をつないで家へ帰った。 私の初めての夜・・・。 さっきまで私は隣にいる彼女の腕に抱かれていた。 「綺麗よ・・・とっても。」 彼女は私でさえ触れた事のない恥ずかしい場所を見つめていった。 私はとても恥ずかしく、両目をぎゅっと閉じて彼女に身を任せた。 彼女の指が私のどこかを揉むと、今まで味わった事のないような感覚がそこから体中に広がった。 彼女が私の股間に顔を埋める。 私は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆ってしまった。 ピチャピチャ・・・といやらしい音がする。 その度に下半身の中心がどんどん熱くなり、恐ろしさが込みあげてくる。 「あぁっ・・ヘンになっちゃう・・・いやぁっ・・怖いっ・・・先生!」 体中に電流が走ったかのように痺れた。 体が勝手に跳ねあがり、びくびくっと痙攣し始めた。 これがイクっていう事・・・。 震える私を坂本先生はずっと抱きしめてくれていた。 私を送る帰り道、坂本先生は急に無口になったり、いつもの優しい微笑をくれたりした。 後悔しているのかも・・・。 私の中に不安がよぎる。 やっと先生と結ばれたのに、過ちなんかにして欲しくなかった。 この冬初めての雪は積もることなく、翌朝には溶けてしまっていた。
846 2004/05/11(Tue) 19:45:43 sakura  開花2  翌日から先生と話すらしていない。 私の不安は募る一方だった。 でも試験で悪い成績をとったりすれば、先生はもっと後悔してしまう。 私は必死で試験勉強に打ち込んだ。 しかし、勉強に疲れてくるとどうしてもあの夜の事が蘇る。 私の手は自然とシャーペンを置いて太腿の間に滑り込んでいく。 もう湿ったショーツの上からコリコリしている所を指でなぞる。 「ん・・・気持ちいい・・・・。」 私の指はもう止まらない。強くソコを擦る。 「ん・・ん・・・あぁん・・・。」 家に誰もいない事をいい事に声を出してみると、ますますエッチな気分になった。 たまらずショーツの中に手をもぐり込ませ、直接指で弄る。 クチョックチョックチョッ・・・ 「ああん・・・気持ちいいよぉ・・・せんせぇ・・・」 摘むと痛い乳首を優しく指で撫でながら、反対に強くショーツの中をかき回す。 ソコから全体にどんどん熱が放出されていくのが分かる。 あ・・・あの時と同じ感じ・・・・ 「あぁっ!!んっ・・・・んあぁ・・せんせぇ・・!!」 ピンと伸びた両足がブルブル震えた。 覚えてしまった・・・。 勉強の合間のオナニ―、いや、オナニ―の間の勉強だったかもしれない。
851 2004/05/12(Wed) 10:03:00 sakura  開花3  試験最終日、坂本先生が答案用紙を集めている。 先生の唇や指先を見ていると下半身の奥がまた熱くなってきた。 またあの指で、あの唇で・・・して欲しい。 私はたまらずトイレに駆け込んだ。 ショーツを脱ぐともう糸を引くほど濡れていた。 便座に逆向きに座り、左手でレバーを握りしめ、私は必死で声を殺していやらしい行為をしている。 誰かが入ってくるたび、息遣いや淫らな音が聞こえないように水を流した。 濡れすぎてコリコリしたところを擦る指が滑る。 「ん・・んん・・ふぅっ・・・ん!!」 気がつくと私はショーツを鞄に押し込み、視聴覚教室のドアをノックしていた。 さっき拭いたはずの股間は、すでに腿のあたりまで濡れていた。 「春香・・・。」 久しぶりの先生の声。ドアの鍵が閉まる音がした。 「先生・・・私恥ずかしい事しちゃったの・・・。」 先生は私を机に座らせ、茂みに顔を埋めると丁寧に舐め始めた。 「あぁん・・あっあっ・・・。」 先生の指が私のヒダを掻きけ、舌が私の突起を弾く。 気持ちいい・・・。やはりオナニ―なんて比べ物にはならない。 何度も何度もあの感覚が私を襲い、その度に私は声を上げ、体を痙攣させた。 私・・・先生から離れられない・・・。
858 2004/05/12(Wed) 15:29:33 sakura  開花4  坂本先生の家に泊まりに行き、初めて69を教わった。 彼女のクリトリスを舐めたり吸ったりしていると、だんだん固く大きくなってきた。 以前オナニ―をしている時、クリトリスを引っ張ったら意外に気持ち良かったのを思いだし、唇でギュッと挟んで引っ張ってみた。 「はぅんっ・・・!くっぅ・・・うううっ!!」 私は先生が感じている事が嬉しくて、いった事にも気付かずに夢中でクリトリスを吸い続けた。 お互いに舐め合うって、何て気持ちがいいんだろう・・・。 私は新たな快楽に身を捩らせた。 私はよく気分転換に、今まで見た事のないエッチなサイトを見るようになった。 そこでバイブというものを知った。 これで二人が繋がって一緒にもっと気持ち良くなれるのかしら・・。 でも最初は痛いっていうし・・・ でもそれを過ぎれば今よりももっと気持ち良くなれるかもしれない・・・・。 私は右手のマウスをクリックしながら、いつのまにか左手をショーツの中に入れていた。 先生とこんな事したい・・・したい・・・。 先生にお願いしてみよう・・・。 
860 2004/05/12(Wed) 15:45:22 sakura  開花5  「あっあっ・・・はぁ・・ん・・・いっちゃうぅ・・・!」 今日はこれで何度目だろう・・・。 私は先生のベッドで数え切れないくらいいかされていた。 もうシーツもぐっしょりと私のいやらしい液体で濡れている。 先生はまだヒクヒクしている私の体から離れ、何かを取り出した。 あ、バイブだ・・・。 先生は片方を自分の中に埋めている。何ていやらしい姿なのだろう。 私は緊張し始めた。体が小刻みに震える。 冷たい先端が私の火照ったヒダの間に添えられる。 ゆっくりとその先端がヒダを割って、まだ先生の指しか受け入れていない穴の中へ押し入られる。 「う・・・くぅ・・・・。」 痛い。肉がちぎれそうな痛み・・。 力を抜こうとしてもあまりの痛みに筋肉が硬直する。 「やっぱりやめる?抜くわよ・・・。」 ここでやめてしまっては二度と先生と一つになれるチャンスは来ない。 「いやっ・・・やめないで・・・お願い・・・。」 私は長く息を吐く。 するとメリメリとバイブが沈んでいった。 とうとう・・・とうとう私の処女は完全に先生に捧げられた。 先生が腰を揺らす度、粘膜が擦られてビリビリと痛んだ。 痛みをこらえ、先生にしがみつく。 痛みの内側から、今まで味わった事のない快楽が見え隠れしていた。 「あっああっ!んっんっ・・・・うぅ・・・はぅぅぅ!!」 先生のピストン運動に伴って、痛みよりも快感が大きく私の中で広がっていった。 私は覚えたてのSEXに溺れていった・・・。
861 2004/05/12(Wed) 16:34:09 sakura  開花6  冬休み、私は先生と一緒に過ごせると楽しみにしていた。 しかし、何度連絡しても先生は忙しくて私とは会えないと言った。 私は裏切られた気分だった。私よりも大切な事があるなんて・・・。 ある日、自分で自分を慰めていると家の電話が鳴った。 先生からだ! そう思って受話器に飛びつくと同じクラスの横山美香だった。 「どうしたの?」 私は落胆を隠して美香に聞いた。 『一人じゃ勉強進まなくってさ。一緒に勉強しない?春香の家行ってもいい?』 「いいよ。おいでよ。」 一人では退屈していたし、そろそろ受験勉強も本腰を入れなくてはいけなかった。 ピンポン 思いのほか美香は早く来た。 黙って向かい合って勉強をする。2時間ほど経った頃、私の集中力の方が先に切れた。 「限界〜。休憩しない?ジュース持ってくるよ。」 「サンキュー。」 私達はジュースを飲みながら志望校の事、親の事、今気に入ってるアーティストの話をした。 同じ世代の女の子と話すのは久しぶりで、結構楽しかった。 「春香・・・は今好きな人いるの?」 急に真面目に美香が聞いてきた。 「ん?どうしたの、突然・・・。」 私は一種の予感がしていた。 美香の目が熱っぽい。先生が私を見る時と同じような目付き・・・。 「言ったら引くかもしれないけど・・・私春香の事前から好きだったんだよね・・・。」 顔を真っ赤にして俯く美香。可愛い・・・。 「わ、私も美香が好きだよ。」 そんな言葉が思わず口をついて出た。 それを聞いて嬉しそうな美香の顔。 坂本先生のような大人の余裕のある顔ではなく、今、目の前の事にしか一生懸命になれない一途さがあった。 先生が悪いんだよ・・・、先生が・・・・。 自然と美香の手を握る。ギュッと力強く握り返してくる。 顔を近付けると、更に強く手を握り締め、瞳を閉じた。 重なる唇・・・。ああ、この感触久しぶり・・・。 自然と舌が美香の唇の間に割って入り、歯をこじ開ける。 舌と舌が絡み合う。「ん・・・ふ・・・ぅ。」 切ない溜息が美香から漏れる。 服の上からまだ小さな乳房を揉むと、美香は驚いて体を退かせた。 「美香?」 「ご、ごめん。今日は帰る・・・ごめんねっ・・・。」 美香は慌てて部屋を駆け出していった。 参考書も全て置き去りにして。 やばいかな・・・もう来ないかも。 私は美香の唇と乳房の感触を思い出すと、腿の間に手を滑り込ませた。
862 2004/05/12(Wed) 17:10:03 sakura  開花7  翌日、予告もなしに美香がやって来た。 「ごめんね、突然。あの・・・昨日参考書忘れちゃって・・・。」 昨日の事に触れないようにしている。私も弁解などしない。 「ああ。持ってくるね。ちょっと待ってて。」 「あっ、でもっ・・・春香・・・。」 「ん・・・?」 「今日も・・・一緒に勉強してもいい?」 上気した美香の顔を見て、何も言わず部屋へ招き入れた。 部屋へ入るなり、昨日よりももっと濃厚なキスを交わした。 今日は美香から舌を入れてきた。 先生に会えず、私の性欲は頂点に達していた。 人を裏切る事の罪深さも考える余裕などないほど。 長いキスの後、美香の耳元で囁いた。「ね・・エッチする・・・?」 美香は黙って頷いて、またキスを求めてきた。 エッチな事に関して好奇心旺盛なのは、何も私だけではない。 私達は各々服を脱ぎ始めた。鼻歌交じりで。 先生と過ごした初めての夜とは全く違い、私達は何か新しいゲームをする感覚だった。 お互いの乳房を揉み合い、乳首を舐めると「くすぐったいけど気持ちいい・・」と感想を素直に言い合う。 しかし、足を開く時はさすがに美香も少しだけ抵抗した。 「やっぱ・・・ちょっと恥ずかしいよ・・・。見ないで・・・。」 「大丈夫だって。私だってほら・・・ね?」 私が先に足を開いて恥部をさらすと、さっきまで恥ずかしがっていた美香は興味津々に覗き込んできた。 「こんな形してるんだぁ・・・。」 どこかで聞いた台詞。 「私の見たんだから美香のも見せなさーい。」 「あん・・・あんまり見ちゃやだ。」 「さっきあんなに私の見たくせに。あ・・濡れてるぅ・・・触るよ?」 「ん・・・。」 先生のアソコとはまた違って、ヘアも少なく、ヒダも小さくて色も薄い。 私は美香の汁をすくってクリトリスに優しく塗り込んだ。 「ぁ・・・ぁん・・・」 初めて私がリードしている。 私の指先が美香の可愛い突起を擦るたび、美香は声と汁で応えた。 「あぁ・・・あん・・んっんっんっ・・・。」 クリトリスを覆っている皮を優しくむくと、ピンクの粒が顔を出した。 舌を尖らせて粒を弾く。美香が悶える。今度は舌全体で音を立てて舐めまわす。 ピチャピチャピチャ・・・チュゥゥゥ! クリトリスを吸ってやると、美香は驚くほど大きな声をあげた。 「はああああん!あんっだめぇ!変になっちゃぅぅ!!」 それもどこかで聞いた事のある台詞。 私は自分の指先や舌に大袈裟なほど反応する美香が嬉しくて面白かった。 クリトリスを唇でぎゅぅっと噛んだ瞬間、美香は「ひぃっ!」と鳴いて全身を痙攣させた。 その日から美香は毎日私の家に通い、若い性欲のままに飽きることなくお互いの体を貪った。 成熟した坂本先生ほど私を絶頂には導かなかったが、美香と乳繰り合うのは楽しかった。 私はゲームをしていた。SEXと言うゲーム。 だから私には罪悪感なんて全くなかった。
867 2004/05/13(Thu) 01:04:14 sakura  開花8  新学期。私は楽しみで朝早く起きた。 先生に会える・・・。 美香とはエッチはしていたものの、彼女も割りきってSEXを満喫しているようだし、恋愛感情とは別モノだ。 教室のドアが開き、先生が入ってきて一番に私に視線をくれる。 久しぶりに先生を見るとやはり胸が高鳴り、同時に体の奥が熱くなる。 ホームルームが終るのを心待ちにしていた私の所へ美香が歩み寄ってきた。 「ね、今日春香の家に行ってもいい?」 「あ、今日は用事あるから・・・。」 「今日もー?ここの所毎日じゃん。」 新学期が近づくとさすがの私も勉強に焦りが出始めたし、先生の顔もちらつくようになったので美香からの誘いは3、4日断っていた。 「ごめん、またね。」 そう言って足早に教室を出ようとすると、誰かが私を呼び止めた。 「春香ー、今日から掃除当番だって。」 ちっ・・・。 私は体も心も準備万端だって言うのに・・・。 適当に掃除を切り上げて視聴覚教室へ急いだ。 ドアが見える。その奥で先生が私を待ってる・・・。 そう思った瞬間、そのドアが開いた。 出てきたのは美香・・・。 あれ?どうして美香がいるの? 私の胸の奥でやましさが膨らんでくる。 まさか・・・言ってないよね・・・? 今さら美香に捕まるのも面倒なので行き過ぎるのを待っていると、すぐに先生が出てきた。 険しい顔・・・。 まさか・・・ばれたのかな・・・。 その日は先生を呼び止めることもできず、不安なまま家に帰った。 どうしよう。美香との事を知って見捨てられたら・・・。 心配で夜も眠れなかった。 日課のオナニ―すら忘れて・・・。
868 2004/05/13(Thu) 01:30:56 sakura  開花9  不安は的中していた。 翌日の放課後、視聴覚教室での先生は別人のように冷たかった。 私は先生にすがって嘘をついた。 美香との事は同情で、先生の事を好きだと告げたと。 先生の胸に顔を埋め、そっと先端をなぞるとすぐに乳首が固くなり始めた。 きっと許してくれる・・・。根拠のない確信が芽生えた。 乳首を吸うと先生の息遣いが荒くなった。 スカートの中へもぐり込み、吐息を合図にパンストごとずらして懐かしいソコを舐めると喘ぎ声を漏らす。 どんどん溢れる愛液を舌ですくい、クリトリスと絡ませ、吸い上げる。 突然、先生が私を股間から引き剥がした。 「先生・・・?」 許してはくれないのだろうか? すると先生は引出しから何かを取り出した。 あ・・・。 手にしたバイブを見た瞬間、私はパブロフの犬さながら、茂みの奥からよだれを垂れ流していた。 先生が乱暴に私のショーツをずり下げ、前戯もなしにいきなりバイブを突き立てた。 「あうううぅっ!!」 あまりの気持ち良さに悲鳴を上げてしまった。 先生は更に荒々しく私を押し付け突き上げる。 まるでレイプされているみたいで殊更興奮した。 先生は私を突き上げながら尻を強く引っぱたき、罵声を浴びせた。 今までにない快楽に私は気が変になりそうなくらい感じていた。 「先生、ごめんなさい、ごめんなさい・・・!」 しおらしく詫びながらも、もっと、もっと・・・と腰を振る。 何度私はいっただろう・・・。 あんな乱暴な先生は初めてだったが、嫉妬するほど私を好きなのだと半分嬉しかった。 私は腰掛けた先生の膝に抱きつき、もう美香とはやらないと約束した。 その約束も急に家に押しかけてくる美香に簡単に破られてしまった。 私は美香に誰にも言うなと口止めしたが、眠っている間にキスマークをつけられてしまった。 もちろん先生にもばれているが、彼女はもう美香の事について何も言わなくなった。 しかし、美香の気配が私の体に残っている時は、あの日の様に乱暴に私を犯すのだった。 私は乱暴に突き上げられたくて、美香にキスマークの事はうるさく言わなかった。 先生は私を見捨てない・・・私から離れられない。 それもまた根拠のない自信だった。
895 2004/05/14(Fri) 12:39:52 sakura  開花10  受験勉強で多少無理をしたせいか、私は風邪を引いてしまった。 たいした事はなかったが、悪化するといけないので学校を休み、家で大人しくしていた。 母の連絡を受けて家庭教師の信吾先生が早めにやって来た。 「春香ちゃん、風邪なんだって?大丈夫なの?」 「たいした事ないの。ママも大袈裟なのよ。」 「でも熱っぽいんじゃない?」 信吾先生がおでこをくっつけてきた。 どきん・・・ 彼にときめいたのではなく、人の肌にときめいた。 そういえば三日もエッチしてないなぁ・・・。 坂本先生の事を考えていると、信吾先生は顔を近付けてきた。 驚いて突き飛ばそうとすると、私の両手を掴んで強引に唇を重ねてきた。 舌が乱暴に絡みつく。強引と乱暴に私は弱い。 男性とのSEXにも多少興味があった。 その上、この三日間SEXしていないときている。 1回くらい・・・。 ベッドに押し倒され、されるがままになった。 「いたっ。」 胸を乱暴に揉まれてそう言っても彼の手は止まらない。 しかし、乳首を舌で転がされるとさすがに気持ち良かった。 息遣いが荒い。なんだか・・・犬みたい。 すぐにショーツの中へ手を入れ、乱暴にかきまわす。 気持ちいいというよりは慌しかった。 ショーツを剥ぎ取り、彼もパンツを脱いだ。 初めて本物のペニスを見た。 バイブって結構リアルにできてるのね・・・。 彼は財布からコンドームを出し、いきり立っているモノに装着した。 え?まさか・・・もう入れちゃうの?? あまりの展開の早さに驚いている内に、私の足の間に入り込み、腰を埋めてきた。 「つっ・・・」 いくらSEX好きな私でもあんなおざなりな前戯では濡れない。 それでも彼は構わずピストン運動を繰り返す。 彼のペニスが出たり入ったりしているうちにようやく気持ち良くなってきた。 「んっあっあん・・・」 彼は私を抱き起こし、座位で突き上げる。 その刺激に私の子宮が坂本先生を思い出させた。 「せんせぇっ・・・ああん・・」 目を閉じて彼女を呼ぶ。 彼はまた私をベッドに寝かせ、激しく突き上げてきた。 「うっ・・・。」 さっきまで続いていたピストン運動が突然止まり、私の上に倒れ込んできた。 え?何?どうして止めるの? 彼はそのまま体を起こし、ペニスを抜いた。 はぁ?終り?これで??? 彼はティッシュでごそごそと股間を拭くと振りかえり、さわやかな顔で「さ、勉強しようか。」と言った。 男って・・・何て物足りない生き物なんだろう。 ろくに前戯もできないくせに挿入しても長続きしない、自分勝手なSEX。 SEXというよりオナニーに近い。 それに比べて坂本先生のSEXは何て気持ちがいいんだろう。 相手の気持ちと体を常に考えて、必ず絶頂に導いてくれる。 よく世の中の女は男なんかで満足しているなと心の底から思った。 それから黙々と机に向かい、時間が来て彼は帰って行った。 部屋を出る時、ドアの前に紙が落ちていた。 何だろうと拾い上げると、学校の連絡事項が書かれたプリントだった。 何でこんなものがここに・・・・? ドキン・・・ 坂本先生が来たんだ。見られた・・・。 どうしよう・・・どういいわけをしよう・・・。 でも・・・ 先生は私を見捨てない。 ひょっとしたらもっともっと激しく犯してくれるかもしれない。 そうよ・・・。 先生は私を見捨てない・・・。  
896 2004/05/14(Fri) 18:42:07 sakura  開花11  私は緊張していた。 現場を見られたのだ。さすがにすぐには許してはくれないだろう。 許してもらうためならまた嘘をついたっていい・・・。 大丈夫。先生はきっと許してくれる・・・。 視聴覚教室のドアをノックする。返事がして中へ入る。 「先生・・・。」 坂本先生はこちらに背を向け、何も言わない。 「先生・・・まさか昨日家へ?」 何も答えない。私は先生の隣へ走り寄り、嘘をつく「先生、ごめんなさい・・・。あれは違うの・・・あれは無理やり・・・!」 バシッ! 頬が熱い。一瞬何が起こったのか分からなかった。 ぶたれた・・・?私は驚いて声も出ない。 「もうあなたに用はないわ。せいぜいSEXを満喫して受験に臨みなさい。」 聞いた事もないような冷たい声。 「先生・・・。」 やっとの思いで声を出しても、先生の表情は氷のまま一向に変化がない。 私は腹が立ってきた。 だいたい、私を放ったらかしていたくせに・・・。 私をこんな体にしたのは先生のくせに・・・!。 私は先生を睨みつけ、教室から駆け出した。 頬がジンジンする。 どうして・・・この前は許してくれたくせに・・・それからも私を抱いたくせに・・・! 私と先生はもうただの教師と生徒に戻った。 受験勉強もあったし、まだ腹が立っていたし、先生の方から連絡があると期待していたので私から歩み寄る事はなかった。 しかし、二度と先生が私を「春香」と呼ぶ事はなかった。 卒業式、思いきって先生のそばへ行った。 微笑をくれた。他の子と全く変わらない微笑を。 受験が終り、ぽかんと時間ができてしまった頃、ようやく私は過ちに気が付いた。 先生は本当に私を愛してくれていた事。 美香だって、私にはゲームのつもりでも、先生に相談するほど私を好きで、悩んでいた事。 愛のないSEXの最期は虚無感があって当然な事。 人を裏切る事の罪深さ、後悔しても戻らない絆・・・。 涙が溢れた。 先生を失って初めてどれほど大切だったかを知った。 胸が引き千切られそうなほど痛んだ。 泣いても泣いても決して楽にはならなかった。 これは人の心を軽んじた私への罰なのだ・・・。 私はこの苦しみから逃れてはいけない・・・。 鏡に映った、自分の泣きはらした顔を見た。 少し大人になっていた。
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