ビアンへの目覚め 2004/7/7 ひとみ


彼氏と呼べる存在がいなくなってからもう何年経つだろう・・・。 当然セックスなんてかなり無沙汰。 良く通っているサロンのセラピストに、レズっぽい感情を抱いてしまうようになったのは、彼氏いない暦が長くなりすぎたからかもしれない。 ボーイッシュでさわやかな真菜さんの手でマッサージされると、エッチな気持ちになってしまって、あえぎそうになるのを必死でこらえる。 おっぱいの近くや足の付け根をすべらせるようにマッサージされるたびに、秘所から愛液があふれてしまうのがわかる。 オイルマッサージだから、カーテンで仕切られた狭い空間に真菜さんと二人きりだ。 私はパンティ一枚で、ベットに横たわっている。 カーテンごしに他の人の話し声や気配がするのも、私をひどく興奮させた。 股関節をストレッチするために、脚をかかえられて、ぐるぐると大きく回されるたびに、 私の秘所はくちゅっぬちゅって音を立てていて、真菜さんに気づかれるんじゃないかとどきどきしていた。 「今日は乳がん予防のためのマッサージもしますか?」 真菜さんがにこにこしながらきいてくるので、何の疑問ももたずに、 「お願いします。」 と答えてしまった。 オイルをたっぷりとつけた手が私のおっぱいをちょっと強くもみこむ。 たまに、手のひらや指が乳首をかすめると、あえぎ声がもれてしまいそうだ。 「特にしこりはないみたいですね。」 おっぱいをもみながら、真菜さんが冷静な口調でいうけど、返事できる余裕はない。 今までセックスした男がおっぱいを愛撫したときにも、こんなに感じたことなかったのに。 「理紗さん、すごく敏感ですよね。ちょっとレズっぽい気持ちになったりして。」 真菜さんは照れたように笑いながら、冗談めかして私の耳元にささやいた。 ああ、このまま、レズプレイできたら、どんなに気持ちいいんだろう。 私ははう〜っとため息をついた。 「次は、おなかに移りますね。」 おなかをやさしく真菜さんの手がなでている。 おっぱいをもまれて火がついた私の体は、おなかをさわられても、感じてしまう。 「だ、大丈夫ですか?顔が真っ赤ですよ。」 あえぎ声をこらえすぎて、真っ赤になった私の顔をみて、真菜さんが手を止める。 「だ、大丈夫・・・平気だから。」 真菜さんの手で、太もも、すね、足の指の一本一本まで、ていねいにマッサージされて、私の秘所はすっかりびちゃびちゃになった。 ・・・私は夢心地で、少し眠ってしまったみたい。 気がついたら、真菜さんの顔が私をのぞきこんでいた。 「お疲れだったんですね。」 バスタオルがかけられた体を起こすと、壁にかかった時計が20時になっていた。 「ごめんなさい!私ったら・・・。」 夕方までしか営業していないこのサロンは、とっくに閉店時間を過ぎていた。 「いいんですよ。理紗さん、気持ちよさそうに眠ってたし。私、ヒマ人ですから。」 サロンの中は静まりかえっていて、私と真菜さんの二人きりだった。 「失礼なことを伺いますけど、理紗さんって、レズじゃないですよね?」 真菜さんはためらいがちに、私にきいてきた。 「レズじゃないんですけど、なんか真菜さんにさわられると気持ちよくて・・・。エッチな気分になっちゃうんです。」 「それはたぶん、私がわざとエッチなさわりかたしてるから、かな?」 真菜さんはいたずらっぽく微笑むと、私にキスした。 驚いたけど、全然イヤじゃなくて、私は真菜さんの舌に自分の舌を絡めた。 「いつも色っぽい表情するから、理性が飛んじゃいそうだった。」 ちゅっちゅっとキスをしながら、真菜さんが甘くささやく。 バスタオルが落ちて、むき出しになったおっぱいをやさしく強く愛撫される。 きゅっと乳首をつままれて、私はくぐもったあえぎ声をあげた。 「理紗さん、ホントに感度バツグン・・・。」 よだれがたっぷりあふれた口の中に乳首をしゃぶられて、私は真菜さんの頭を抑えながら、あえぎ続けた。 「やんっ!ああっ!ふぅん・・・。」 「おっぱいはいつもみているけど、ここははじめてだよね。」 真菜さんの手が私のはいていたパンティの秘所の上の部分をやぶいた。 オイルマッサージ施術用の紙でできたパンティだから、すぐにやぶけて、秘所が丸見えになってしまう。 「ふふ。すごくいやらしい光景だよ。理紗さんの、濡れてひくついてる。」 真菜さんの指がワレメを上下になぞる。 愛液を拡げるように、クリトリスまでこすられて、私はイってしまいそうになった。 「こんなんでイったら、ダメだよ?」 真菜さんがぴたりと指を止めてしまう。 つぷっと膣内に指を入れられて、ゆっくりと出し入れされる。 細い指が物足りないと感じた瞬間、指が二本に増やされた。 「理紗さんの、ひくひくしてるよ。」 真菜さんの指先がくにくにと私の秘所のいいところを突く。 私は体がびくんびくんとはねてしまうのをおさえられない。 もうちょっとでイきそうになると、真菜さんの愛撫は止まってしまうので、私は泣きそうになってきた。 「お願い!もうイかせて!おかしくなっちゃう・・・。」 「私のものになるなら、たっぷりとイかせてあげるよ?」 真菜さんは妖艶に微笑みながら、真剣な口調でいった。 「なる!なるからぁ・・・イかせて・・・。」 私の秘所の中の指が激しく動いて、クリトリスを強く吸われた。 しびれるような快感が長く続いて、私はぐったりと脱力した。 レズのセックスが気持ちよすぎて、もう普通のセックスができそうにない。 私は真菜さんとディープキスをしながら、自分が完全にビアンになってしまったことを知った。
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